
第六章 演劇的手法を用いた教育実践・社会課題に挑戦する
はじめに
第一節 眠りの脳研究から活動中の脳研究へ
1.1 睡眠中の自発活動
1.2 覚醒時の大脳皮質の内外の機能差
1.3 海外での基底核と小脳の研究
第二節 高次機能から揺らぎと操作
2.1 眼球運動と手、そして前頭葉と頭頂葉
2.2 プランを立てる前頭前野
2.3 振動、ゆらぎ、同期から大脳皮質を理解する
2.4 光遺伝学とてんかん
第三節 脳研究からの人間理解
3.1 人の安静時活動と動物の自発活動
3.2 脳のネットワークと人間科学
3.3 脳科学と教育的即興演劇手法
第四節 社会に還元する脳科学
4.1 孤立孤独防止事業と演劇的手法による人間理解 4.2 記号とナラティブによる脳科学的人間理解
4.3 脳科学と生理学――アロスタシス
おわりに 新しい途を拓きつづけること
参考文献